(池上彰の新聞ななめ読み)高市氏の電波停止発言 権力は油断も隙もない:朝日新聞デジタル


朝日新聞での池上彰氏の文章、特に、高市大臣の停波発言について「欧米の民主主義国なら、政権がひっくり返ってしまいかねない発言です。」ということを取り上げている人が多いように思います。
 
たしかに、自民党はおかしいし、高市大臣は相当にいかれた人だとは思います。ぶっちゃけ虫唾が走るほどきらい。
池上氏が言うように、学者の通説、4条は努力目標と読む解釈が良いでしょう。

しかし、そもそも、努力目標なんて、書く必要が無い。
放送法そのものが、行政をしばることができていないのです。

私のブログで引用している、予算委員会の質疑の動画を見て下さい。
高市大臣の停波発言は、質問から誘導されています。

しつこいようですが、高市大臣がいかれた人だということを否定するつもりは、さらさらありませんよ。
池上氏の言うように、放送法の解釈がおかしい。停波の可能性が無い、と言えるのですから。

しかし、言ってしまっても、大丈夫な書き方をしている法律が、放送法と電波法なのです。
ブログで引用している、高市大臣のWEBでの言い訳が通るように書いてあるのです。

具体的に、どういう場合に、停波なり、免許停止などの処分ができるのか(電波法とリンク)、ということを書けば良いのです。 
車の免許だって、どういうときに停止や取り消しになるか、素人でもわかるようになっているでしょう?
法律でもって、行政をコントロールするのが、法治主義であり、憲法でもって、国家をコントロールするのが、立憲主義です。
「法治国家」って、国家が、国民に法律を守らせてる国家、だと思ってる? : ドン もっとん del 八王子 の つれづれブログ - 憲法、人権、法律をメインに - 
三権分立を定めた意味もそこにこそある。
憲法を変に改正するのも止めなければいけない。

ただ単に、「高市大臣がおバカね」、ですませてはいけない。
日本は、法治国家なのだから。
国民、人民のための、法治主義であり、立憲主義なのだから。


私のブログを読めば、わかります。
わからなければ、みなさんがわかるまで書き続けます(^o^)/
長文を3つお読みいただくのは、恐縮です。


電波停止ってできるの? 放送法と表現の自由 : ドン もっとん del 八王子 の つれづれブログ - 憲法、人権、法律をメインに -

上に書いたことを、法律を勉強していない方は、理解できないのが通常と思います。
普通の要領で、その辺の公務員試験に受かったくらいでは、わからないかもしれません。
でも、わかりたい人は、お読み下さい。

国民の幸福が目的の議論ではなく
民主党のように、国会の予算審議の場を利用した人気取りのために、
池上さんや朝日新聞のように、安倍政権を倒したいという目的から、
議論をする。

そういう人たちに利用されるのは、バカらしくありませんか?

私は、バカを批判したいですが、バカを批判するバカの味方にもなりたくないし、利用されたくないし、利用される人が気の毒に思います。

国会が、立法機関として機能していないこと、そもそも、日本の国会議員の能力(立法の能力)が低いことについての問題は、近いうちに書きます。